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過去の災害リハビリ支援を思い出して

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過去の災害リハビリ支援を思い出して

過去の災害リハビリ支援を思い出して

2026/07/29

熊本の皆様へ

過去の災害リハビリ支援を思い出して

熊本で発生した大きな地震により被災された皆様に、 心よりお見舞い申し上げます。

地震の報道を見ながら、2018年に発生した北海道胆振東部地震で、 災害リハビリテーション支援に携わったときのことを思い出しました。

過去に被災地の避難所や仮設住宅を訪問した経験があるため、 今回の熊本の状況を、どうしても他人事とは思うことができません。

北海道胆振東部地震で経験したこと

胆振東部地震では、発災から約5週間が経過した頃から、 厚真町の避難所で支援活動に携わりました。

避難所では、高齢者を中心とした生活不活発病予防の体操、 個別の身体機能評価、歩行や運動についての助言を行いました。

仮設住宅への移転が始まってからは、保健師の方々と連携し、 住宅内の段差や照明、手すり、玄関などを確認しました。 新しい生活環境で転倒せず、できる限り自分らしい生活を続けられるよう、 家屋評価や生活上の助言も行いました。

そのときに強く感じたのは、災害による直接的な被害だけでなく、 避難生活が続くことで身体を動かす機会が減り、 高齢者の筋力や生活機能が低下してしまう危険があるということでした。

今回は、厳しい暑さも心配です

今回、特に心配しているのが、地震と厳しい暑さが重なっていることです。

記事作成時点では、熊本では今後も35℃を超える厳しい暑さが予想されています。

避難生活による疲労や睡眠不足に加え、 水分や食事を十分に取れない状態、停電によって冷房を使用できない状態が重なれば、 高齢者や持病のある方にとって、熱中症や脱水は命に関わる問題になります。

空調のある避難場所や福祉避難所など、 その方の身体状況に合った安全な環境が確保されることを願っています。

一方で、自宅や親族宅で過ごす場合にも、 建物の安全性、停電や断水の状況、冷房、水分、服薬、トイレ、 介助してくれる方の有無などを確認する必要があります。

避難所にいる方だけでなく、 自宅や車などで避難生活を送っている方も支援から孤立せず、 必要な方が早く把握されることを願っています。

熊本は、私たちが学ばせていただいた地域です

熊本は、2016年の熊本地震において、 全国規模の災害リハビリテーション支援が本格的に行われた地域です。

避難所での支援から仮設住宅、復興期までを見据え、 高齢者の生活不活発病や要介護化を防ぐための体制が築かれてきました。

私自身も胆振東部地震で支援を行う際に、 熊本地震で使用された評価用紙や活動体制を参考にさせていただきました。

熊本は、災害リハビリテーションに携わる私たちにとって、 多くのことを学ばせていただいた地域です。

何かできることはないかと思いながら

遠く離れた札幌から、今すぐ現地で何かができるわけではありません。

それでも、過去に避難所や仮設住宅での支援に携わった者として、 今回の状況が本当に心配で、何か自分にできることはないかと考えています。

どうか安全を最優先に、周囲の支援を頼りながら、 この厳しい時間を乗り越えていただきたいと思います。

必要な支援が必要な方へ一日も早く届き、 これ以上被害が広がらないことを、札幌から心より願っています。
リハビリジム プライズネス
代表・理学療法士 成田 悟志

※この記事は2026年7月29日時点で公表されている情報と、 筆者が北海道胆振東部地震の災害リハビリテーション支援に 携わった経験をもとに記載しています。 被害状況や避難状況、気象情報は今後変化する可能性があります。

参考情報

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リハビリジム プライズネス
〒063-0812
北海道札幌市西区琴似2条3-1-1 チェストオオイビル3階
電話番号 : 011-600-6048


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