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最近、歩くのが不安になってきた方へ|転ぶ前に見ておきたいこと|札幌 琴似の転倒予防リハビリ

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2026/07/06

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歩行・転倒予防 | 理学療法士が解説

「最近、歩くのがなんだか不安」「つまずきやすくなった」「外に出るのがおっくうになった」――そんな変化を感じていませんか。じつは、転倒は“ある日突然”ではなく、少しずつ進む前ぶれのあとに起こります。この記事では、歩く力が落ちるサインと、転ぶ前にできることを、研究をもとにやさしく整理します。ご本人にも、離れて暮らすご家族にも読んでほしい内容です。

監修:リハビリジム プライズネス(理学療法士) / 最終更新日:2026年7月6日 / 読了:約7分

こんな変化、ありませんか

・歩くのが遅くなった、歩幅が狭くなった
・すり足になり、小さな段差でつまずく
・片脚立ちがふらつく(靴下が立ってはけない)
・階段、とくに下りが怖い
・外出や買い物の回数が減ってきた

こうした変化は「年のせい」で片づけられがちですが、多くは対処できる、体からのサインです。

なぜ、歩く力が落ちていくのか

歩く力は、いくつもの要素が組み合わさって支えられています。加齢や運動不足で、その一つひとつが少しずつ低下します。

① 筋力の低下
とくに太ももやお尻、足の筋肉が弱ると、体を支えきれず、ふらつきやすくなります。

② バランス能力の低下
とっさに体勢を立て直す力が落ちると、つまずいたときに転びやすくなります。

③ 活動量が減り、悪循環に入る
「転ぶのが怖い」から出かけない → さらに筋力・バランスが落ちる → もっと不安になる。この悪循環が、歩く力の低下を加速させます。

文献・研究では

転倒は、決して珍しいことではありません。研究によると、65歳以上の少なくとも3人に1人が、1年に1回以上転んでいます。そして、脚の筋力が弱い人は転倒リスクが約4割高く、歩行に問題がある人は転ぶ確率が約2倍になると報告されています。

ここで大切なのが、「歩くだけ」では転倒予防に十分とは言えないという点です。信頼性の高いレビュー(コクラン・レビュー)では、バランスと動作の練習を中心にした運動が、転倒を約24%減らすことが示されています。さらに、そこに筋力トレーニングを組み合わせると、約34%まで減らせると報告されています。一方で、ウォーキングだけ、筋トレだけでは、転倒予防の効果ははっきりしていません。

ポイントは「バランス+筋力」、そして「専門家と一緒に」。
同じレビューでは、理学療法士などの専門職が指導した運動のほうが、転倒予防の効果が大きいことも示されています。自己流よりも、体を評価してくれる専門家と進めるほうが、安全で確実です。

ご自身・ご家族でできる転倒リスク・チェック

次のうち、当てはまるものはありませんか。ご家族が親御さんの様子を思い浮かべながら確認するのもおすすめです。

  • 椅子から立つとき、手をつかないと立てない
  • 片脚で立つと、数秒でふらついてしまう
  • 歩くのが遅い/横断歩道を渡りきるのが不安
  • 最近、つまずいた・ヒヤッとしたことがある
  • 外出・買い物が減った/杖や手すりが増えた

当てはまるものがあっても、悲観しないでください。転倒は、備えれば防げるもの。大切なのは、転んでからではなく、転ぶ前に気づくことです。

やってはいけないこと

  • 怖くて、動かないまま過ごす いちばんの近道で、いちばん危険です。動かないほど、転びやすくなります。
  • 「歩いているから大丈夫」と思い込む 散歩は大切ですが、それだけではバランス能力は十分に鍛えられません。
  • 自己流でバランス練習をして、かえって転ぶ ふらつく人が一人で片脚立ちを頑張るのは危険。支えのある環境で行うことが大切です。
  • 痛いところを揉むだけで様子を見る その場は楽でも、歩く力やバランスは戻りません。

リハビリジム プライズネスでできること

プライズネスは、「歩く・立つ・外出する力」を取り戻すための場所です。介護保険を使うほどではないけれど、普通のジムには不安がある――そんな方を、理学療法士が安全にサポートします。

  • 歩行・転倒リスクを“見える化” AIによる歩行解析・姿勢解析、足圧測定、筋力測定で、どこにリスクがあるかを客観的に確認します。
  • 「バランス+筋力」の個別プログラム 研究で効果が示された組み合わせを、あなたの状態に合わせて、支えのある安全な環境で行います。
  • ご家族も相談しやすい 「親の歩き方が心配」というご家族からのご相談も歓迎しています。
理学療法士と一緒に前向きに運動する高齢女性

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参考文献

1. Sherrington C, et al. Exercise for preventing falls in older people living in the community. Cochrane Database of Systematic Reviews, 2019.(バランス・機能運動で転倒率を約24%減、複数運動の組み合わせで約34%減。歩行のみ・筋トレのみの効果は不確実。専門職の指導で効果が大きい)

2. 65歳以上の少なくとも3分の1が年1回以上転倒。脚の筋力が弱い人は転倒リスクが約43%高い(Menant 2017)、歩行障害がある人は転倒オッズが約2倍(Deandrea 2010)。

3. Kortebein P, et al. 10日の安静で高齢者の下肢筋力が約15%低下. JAMA, 2007/J Gerontol A, 2008.(不活動による筋力低下)

4. 歩数・身体活動と健康アウトカムに関する研究(アンブレラレビュー2024 ほか)。

本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたものであり、個別の診断・治療に代わるものではありません。強い痛み・めまい・失神を伴う場合や、すでに転倒を繰り返している場合は、まず医療機関にご相談ください。運動は、支えのある安全な環境で無理なく行ってください。

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リハビリジム プライズネス
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