70歳を超えたら定期的な体力、筋力チェックが重要!フレイル予防にはトレーニング!
2023/05/15
昨日は母の日でしたね。毎日会っている人もいれば、久しぶりに会った人もいるかと思います。
最近、お母さまは昔と比べて段々弱っていませんか?
私も時々実家に帰ると、母の背中が丸くなり、膝も少しずつ曲がってきて、なんか歳をとってきたなぁと感じます。
当たり前ですよね。当然自分も歳をとり、母も歳をとるわけですから。
ただ自分の母となると、昔の姿と重ねてしまうためか、なんかそんなに簡単には受け入れられない自分がいました。
大切な人ほど、ずっと元気でいてほしい。そう思うのは当然かもしれません。
今日は、高齢者で多いフレイルという状態についてお話ししますね。
フレイルとは、高齢者に見られる身体的な衰弱や機能の低下を指す状態です。
その特徴は、
1. 筋力の低下: フレイルでは筋肉の質と量が減少し、筋力が低下します。これにより、日常生活動作の実行が困難になることがあります。
2. 持久力の減退: フレイルでは持久力が低下し、日常的な活動や運動に対する耐性が減少します。長時間の歩行や階段の上り下りなどの活動に疲れやすくなることがあります。
3. バランスの悪化: フレイルの人はバランスの制御が難しくなることがあり、転倒やけがのリスクが高まります。立ち上がる、歩く、回転するなどの動作で不安定さを感じることがあります。
4. 認知機能の低下: フレイルでは認知機能が低下することがあります。注意力や記憶力の減退、情報処理の遅れなどが見られることがあります。
5. 栄養状態の悪化: フレイルの人は栄養摂取が不十分な場合があります。食欲不振や嚥下困難、栄養吸収の低下などが見られることがあります。
6. 日常生活動作の制約: フレイルになると、日常生活での独立性が制約されることがあります。自己介護や日常動作の支援が必要になる場合があります。
これらの状態は個人によって異なる程度で現れる場合があります。フレイルは進行性の状態であり、早期の発見や適切なケアが重要です。
フレイルの診断や評価は、専門家によって行われるべきです。
またフレイルになりやすい人は、以下のような特徴を持つ場合があります。
1. 高齢者: フレイルは主に高齢者に見られる傾向があります。年齢とともに筋力や持久力が低下し、身体的な機能が減退することが一因となっています。
2. 慢性疾患を抱えている人: 慢性疾患(例: 高血圧、糖尿病、心臓病、関節炎など)を抱えている人は、フレイルになりやすい傾向があります。疾患自体やその治療による身体的な負担がフレイルを引き起こす要因となることがあります。
3. 運動不足: 適度な運動不足や身体活動の不足は、筋力や持久力の低下を招き、フレイルのリスクを高めることがあります。
4. 栄養不良: 不適切な栄養摂取や栄養不良もフレイルの要因となります。十分なタンパク質やビタミン、ミネラルの摂取が必要です。
5. 社会的孤立やストレス: 社会的なつながりの不足や孤立感、精神的なストレスもフレイルのリスクを高めることがあります。
6. 前回の病気や入院: 前回の病気や入院による身体的な負担や回復不良がフレイルの要因となることがあります。
フレイルって改善するの?
フレイルは、適切なケアや介入によって改善する可能性があります。
以下にいくつかのアプローチを挙げます。
適切な栄養摂取: 栄養バランスの良い食事や必要な栄養素の摂取は、フレイルの改善に重要です。栄養士や医師に相談し、適切な食事計画を立てることが重要です。
適度な運動: 適度な運動は筋力や持久力を向上させ、バランスを改善するのに役立ちます。医師や専門家の指導のもと、自分の能力や体力に合わせた適切な運動プログラムを選ぶことが重要です。
薬物療法: 一部の場合には、特定の薬物やサプリメントがフレイルの改善に役立つことがあります。ただし、医師の指示に基づいて使用する必要があります。
総合的な評価とケア: フレイルの改善には、個々の状態やニーズに合わせた総合的な評価とケアが必要です。医師、看護師、リハビリテーション専門家などの専門家がチームを組んで、個別のケースに対応したアプローチを提供します。
フレイルの改善には時間がかかる場合もありますし、一部の状態では完全に改善できないこともあります。しかし、上記のアプローチを組み合わせることで、フレイルの進行を遅らせたり、悪化を防いだりすることができる可能性があります。
大事なことは、定期的な健康チェックや医師の指導のもとで、フレイルのリスクを評価し、適切なケアや予防策を実施することです。
適度な運動やバランスのとれた食事、社会的なつながりの維持など、健康状態をサポートする生活習慣の確立がフレイル予防に役立ちます。
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