腰痛はリハビリジムのトレーニングで改善しよう！【札幌 琴似 リハビリジム】

こんにちは！札幌市西区琴似にあるリハビリジム プライズネスの理学療法士トレーナー栗谷川です。

 

本日も腰痛のお話し。昨日は腰痛の方にはそれを支えている筋肉が脂肪化している人が多いとお話ししました。

 

なぜ腰痛の方で脂肪化している筋肉が多いのでしょうか？

 

実はこれは、現在の運動生理学でも、まだわかっていない部分が多いとされています。

 

ただ報告されている内容では、筋肉の脂肪化は、腰痛の方やメタボリック症候群や糖尿病の方で多いことが分かっています。

 

この脂肪化に関するトレーニングでは、8 週間の有酸素運動によるトレーニングで，筋肉内脂肪に関わる遺伝子の発現を低下させることがすでに明らかとなっている.ことから、有酸素運動系への筋への刺激が有効である可能性があります。

 

つまりは瞬発系の強い筋肉よりも、持久力に富んだ筋肉を作ることが重要と思われます。

 

また腰痛を誘発する動作のひとつに持ち上げ動作があります。この持ち上げ動作は主に背中の筋肉とお尻の筋肉（大殿筋）により行われます。

 

体幹を前に傾けたところから、背中をそり始める最初の50%で大殿筋が強く活動します。後半の50%で脊柱起立筋の筋活動が加わり、完全な立位になります

 

持ち上げ動作で脊柱起立筋が疲労状態になると、大殿筋の筋活動がより大きくなり、脊柱起立筋の筋活動を補うことがわかっています。

 

腰痛のある方は腰痛のない方に比べて大殿筋が小さく（筋萎縮）なっていることが報告されており、この研究では大殿筋に対するトレーニングによって腰痛軽減の効果が期待できるのでは？と述べています。

 

つまりは、背中の持久力系のトレーニングとお尻の筋肉を鍛えることが重要と思います。

 

背中の筋肉を鍛える運動には、四つ這いで手や足をあげたりする運動、お尻の筋肉を鍛えるにはスクワットが良いでしょう！

 

他にもたくさん運動はありますが、体の硬さや筋力、体の使い方など様々な要因が複雑に絡むため、個人の身体にあった適切な運動が重要となります。

 

腰痛で困っている方は、まずはお気軽に相談ください。

 

悪くなる前に、早めに運動しましょう！

 

スタッフ一同お待ちしております。