冬こそ運動 ― 動けば、病気は防げる 【第3回】呼吸器疾患のある方の冬の運動
2025/11/17
〜息苦しさ・咳・呼吸筋低下を悪化させない“医療的アプローチ”〜
冬は、呼吸器疾患を持つ方にとって一年で最もつらい季節です。
乾燥・冷気・感染症・活動量低下が重なり、息切れ・咳・体力低下が一気に進むことがあります。
しかし、実は「正しい運動」こそが、呼吸機能を維持し、
“息が楽になる体”をつくる最も有効な方法です。
■ なぜ冬は呼吸が悪くなるのか?
呼吸器疾患(COPD、慢性呼吸不全、間質性肺炎、喘息、気管支拡張症など)では、
冬に以下のリスクが高まります。
① 乾燥した冷たい空気が気道を刺激
→ 気道が狭くなり、咳や息苦しさが悪化しやすい。
② ウイルス感染が増え、増悪(急性悪化)の引き金になりやすい
→ 入院や体力低下につながる。
③ 寒さで外出が減り、“呼吸筋と脚の筋肉”が一気に衰える
→ 息切れがさらに増え、動けなくなる悪循環に。
この「運動量低下 → 筋力低下 → 息苦しさ増える」のループを止めるには、
軽い運動で呼吸筋と下肢筋を維持することが大切です。
■ 呼吸器にとっての“良い運動”とは?
呼吸器リハビリの世界では、
実は 「動くほど息が楽になる」 ということが分かっています。
ポイントは以下の3つです👇
① 強度は“会話できる程度”でOK
息切れを我慢して頑張る必要はありません。
Borgスケール11〜13(やや軽い〜ややきつい)が最適。
② 呼吸筋を動かす軽めの有酸素運動
・室内ウォーキング
・軽い自転車こぎ
・椅子の座り立ち
これだけでも横隔膜や肋間筋が動き、
呼吸がしやすい体に変わっていきます。
③ 口すぼめ呼吸(pursed-lip breathing)と組み合わせる
運動中に
「すーー(吸う) → ふぅ〜(細く長く吐く)」
を繰り返すと、
肺の空気が抜けて酸素が入りやすくなります。
COPD・肺気腫では特に必須のテクニックです。
■ 冬は“筋力低下による息切れ”が急増する
冬は活動量が下がるため、
呼吸器だけでなく、脚の筋力が急激に低下します。
脚の筋力が落ちると
→ 歩くたびに息切れ
→ 動けないからさらに筋力低下
という悪循環に陥るため、
少しでも「脚を使う運動」を続けることが重要です。
■ プライズネスの呼吸トレーニング
リハビリジム プライズネスでは、呼吸器疾患のある方に対しても
✔ SpO₂(酸素飽和度)管理
✔ 安全な運動強度の設定
✔ 呼吸法の指導
✔ AI姿勢分析・筋力測定
を組み合わせて、息切れを軽減できる運動メニューを提供しています。
呼吸器疾患の方が運動を続けるうえで最も大切なのは、
“無理なく、安全に、継続できる環境”です。
ご自身での運動に不安がある方にこそ、
医療・リハビリの視点が欠かせません。
🌸まとめ:呼吸器が弱い方こそ、冬に「動く価値」がある
冬は呼吸が苦しくなりやすい季節ですが、
・筋力低下を予防
・呼吸筋を鍛える
・生活での息切れを軽減
という大きな効果が期待できます。
呼吸器を守るために大切なのは
“強い運動”ではなく、“正しい運動” です。
無理のない範囲で、冬の運動を一緒に続けていきましょう。
次回は「がん治療後の方に冬の運動が必要な理由」についてお伝えします。
🩵 リハビリジム プライズネス
病気の後も、いつまでも自分らしく動ける体へ。
📍札幌市西区琴似本通 📞011-600-6048
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