その“しびれ”、運動で変わるかもしれません
2025/09/11
「足がしびれて長く歩けない」
「座っていると足先がじんじんする」
「腰から足にかけてしびれが広がる」
こうした症状は、脊柱管狭窄症や坐骨神経痛でよくみられます。
しびれ=薬や手術と思いがちですが、実は運動によって改善が期待できるケースもあります。
しびれの正体とは?
しびれには大きく分けて2つのタイプがあります。
1️⃣ 神経そのものが強く圧迫されている場合
→ 運動だけで改善するのは難しく、医療的対応が必要です。
2️⃣ 筋力低下や姿勢の崩れで神経に負担がかかっている場合
→ 適切な運動でしびれの軽減や生活改善が期待できます。
エビデンスが示す運動の効果
🔹 日本整形外科学会ガイドライン(2021)
腰部脊柱管狭窄症に対して運動療法は「推奨度B(中等度の推奨)」。
体幹筋トレーニングや歩行訓練が有効とされています。
🔹 Cochrane Review(Zaina et al., 2016)
運動療法は痛みや機能改善に効果があると報告。
ただし「しびれを完全に消す」よりも歩行距離やQOL改善が中心。
🔹 坐骨神経痛の研究(Shnayderman et al., 2013, Spine)
筋力トレーニング+ストレッチを行った群は、通常ケアよりも疼痛と機能が有意に改善。
つまり、運動療法は「症状ゼロにする魔法」ではなく、“歩ける距離を延ばす・生活を楽にする”ための手段なのです。
🔹しびれが「残りやすい」どうして?
① 神経の損傷・変性による閾値低下
神経が圧迫や虚血で損傷すると、軸索や髄鞘の伝導性が低下。
一度損傷を受けた神経は**閾値が下がり、わずかな刺激でも異常な興奮(しびれ・痛み)**を感じやすくなる。
👉 これが「簡単にしびれる」状態。
② 異常興奮の持続(異所性発火)
損傷した神経は、軸索や細胞体から異所性に発火しやすくなる。
本来なら痛みを感じないような入力が「しびれ・痛み」として脳に伝わる。
③ 中枢神経系の可塑性(中枢性感作)
長期的な神経刺激は脊髄後角や脳で痛みやしびれの信号を過敏化させる。
NMDA受容体の感受性増加や抑制系の低下により、弱い入力でも強い不快感として感じてしまう。
④ 回復の限界
神経はある程度再生可能(特に末梢神経)ですが、完全修復は難しい。
一度ダメージを受けると「しびれがゼロに戻る」よりも、「感じ方が少しずつ軽くなる・慣れる」形で改善していくことが多い。
🔹なぜ運動が役立つのか?
- 血流改善:運動により末梢循環が良くなり、神経代謝をサポート。
- 抑制系の賦活:運動でセロトニン・エンドルフィン系が働き、痛み・しびれの信号を和らげる。
- 機能的再編成:繰り返し運動することで脳の感覚野・運動野が再編成され、しびれの過敏反応を緩和する。
👉 つまり、「神経の損傷・変性により閾値が下がっている」状態に対して、
運動は“神経を守り、信号処理を整える”リハビリ的役割を果たします。
実際の事例
70代男性の例:
「10分歩くと足がしびれて休まなければならない」と来店。
検査では体幹とお尻の筋力低下が見つかりました。
週1回の運動と自宅エクササイズを3か月継続した結果…
✅ 歩ける距離が10分 → 25分に改善
✅ 休憩なしで買い物が可能に
✅ 「外出が楽しみになった」と笑顔が増えた
注意が必要なケース
一方で、以下の症状は医療機関の早急な受診が必要です。
- 安静にしても強いしびれが続く
- 尿や便のコントロールに異常がある
- 急激な筋力低下や症状の悪化
まとめ
しびれは「神経の閾値低下や中枢の過敏化」によって残りやすく、完全にゼロにするのは難しい場合もあります。
しかし、エビデンスでも運動によって歩行距離や生活の質(QOL)が改善する可能性が示されています。
リハビリジム プライズネスでは、理学療法士が科学的評価に基づき、一人ひとりに合った運動を提案しています。
👉 足のしびれや歩行の不安でお悩みの方、まずは一度チェックしてみませんか?
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