🦶転倒予防・バランス特化シリーズ 【第2回】 バランス力の正体とは?
2025/07/22
~筋力だけでは防げない転倒~
💬「筋トレしていれば転ばない」…それ、誤解です。
もちろん筋力は大切です。
でも、それだけでは転ばない体はつくれません。
なぜなら、バランス力とは
👉 筋力+感覚+神経の統合的な働きだからです。
特に高齢者では、感覚器系の衰えがバランス低下の大きな原因になっていることが分かっています。
✅ 加齢で衰える3つの感覚系とは?
① 体性感覚(Somatosensory)
足裏の圧力や関節の位置感覚(メカノレセプター)が衰える
→ 地面の状況や重心のズレに気づきにくくなる
📘 Lord et al.(1991)
高齢者では足底感覚の低下がバランス障害・転倒リスクに大きく影響すると報告
② 前庭感覚(Vestibular)
耳の奥にあるバランス感覚のセンサー(有毛細胞)が加齢で減少
→ 姿勢の傾きや加速度に対する反応が鈍る
→ 特に「目を閉じるとふらつく」人が増える
📘 Baloh et al.(2001)
加齢により前庭感覚の感受性が低下し、視覚への依存度が上がる
③ 視覚(Visual)
白内障や視野狭窄、夜間視力の低下など
→ 周囲の段差や障害物に気づきにくくなる
❗️感覚の“統合力”も落ちる
若い人は、1つの感覚が鈍くなっても他の感覚で補えます。
しかし高齢者では、この「感覚の再重みづけ(感覚統合)」の能力自体が低下しています。
📘 Peterka RJ(2002)
高齢者は感覚の重みづけ切り替えがうまくできず、バランス維持が困難になる
✅ バランス力を構成する3本柱
① 感覚統合(sensory integration)
→ 複数の感覚情報を脳で組み合わせて姿勢を保つ力
② 姿勢制御(postural control)
→ 足首・股関節・体幹などを連動させて重心を支える力
→ Horak(2006)の“3つの戦略”が有名:足関節・股関節・ステッピング戦略
③ 認知機能(cognitive function)
→ 歩きながら会話するなどの「二重課題(デュアルタスク)」能力
→ 注意力や判断力の低下が転倒の引き金になる
📘 Mirelman et al.(2012)
認知課題を加えた歩行では、高齢者の歩行速度と安定性が大幅に低下
🏥 プライズネスのアプローチ
✅ AIによる重心動揺・感覚優位分析
✅ 感覚統合トレーニング(視覚制限・不安定面訓練など)
✅ デュアルタスク運動で脳と体を同時に刺激
✅ 理学療法士による「動きの処方箋」
💡まとめ:
バランスとは、“筋肉”だけではなく、“感覚と神経のチームワーク”で成り立っています。
加齢で崩れやすいその連携を、正しく見極め、整えることが転倒予防の鍵です。
▶ 次回予告
第3回では、「転倒を防ぐには何をすべきか?~科学的に効果があるトレーニングとは~」をご紹介します!
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