圧迫骨折後の姿勢変化と予防医学の重要性
2025/05/19
〜後弯進行を食い止めるために〜
高齢者に多い脊椎圧迫骨折。この骨折は一度の受傷で終わりではありません。放置すれば、時間の経過とともに姿勢が悪化し(後弯が進行し)、さらなる健康リスクを招くことが科学的にも明らかになってきました。
■ 縦断研究が示す“姿勢変化”の現実
2024年に発表された日本の研究(Akedaら)では、山間部に住む高齢者224名を対象に4年間の縦断調査を実施。軽度~中等度の椎体変形を持つ187椎体のうち、13.4%が明確に形態悪化を示したと報告されています。
この研究では、
- 年齢の上昇
- 複数の既存骨折
- 体幹筋力の低下
が、後弯進行のリスク因子として特定されました。
また、アメリカの15年追跡研究(Kadoら, 2013)でも、脊椎圧迫骨折を有する高齢女性は後弯角度の有意な進行を示し、それが死亡率の上昇とも関連することが示唆されています。
■ 放置がもたらす“悪循環”とは?
姿勢の悪化を放置することで、以下のようなリスクが高まります。
🔹転倒リスクの増加
- 後弯が進むと視線が下がり足元が見えづらくなります。
- さらに体幹バランスの維持が困難となり、つまづきやすくなります。
➡ 研究では、後弯角が40度を超えると、転倒リスクが2倍近くに増加するとされています(Suzukiら, 2018)。
🔹日常生活動作(ADL)の低下
- 背筋の筋力が低下し、立ち上がり・歩行が困難に。
- 呼吸制限や消化機能低下も生じやすく、活動性そのものが下がっていきます。
🔹心理的影響
姿勢の変化は見た目にも現れるため、自尊心の低下や外出機会の減少といった心理的ダメージにもつながります。
■ だからこそ、“予防医学”の視点が必要です
病院での治療が終了した後も、姿勢を評価し、筋力を維持・強化することが再発予防やQOL維持に不可欠です。
特に重要なのは以下の3つ:
- 脊柱伸展筋や体幹筋の強化
- 姿勢保持トレーニングと再学習
- 定期的な姿勢・筋力モニタリング
■ プライズネスでできること
リハビリジムプライズネスでは、
- AIによる姿勢解析
- 筋力や柔軟性の数値評価
- 専門家(理学療法士)による個別指導
を通して、わずかな変化も見逃さず、その方に合った「姿勢の健康づくり」を提供しています。
「姿勢が気になる」「最近背中が丸くなってきた気がする」「骨折の経験がある」
そんな方は、今こそ“将来の転倒”や“寝たきり”を防ぐための第一歩を踏み出すタイミングです。
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リハビリジム プライズネス
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