「病気があっても健康に生きたい」──でも、この国ではそれが難しい。医療と介護の“はざま”で見える現実
2025/05/14
「リハビリはもう終了です。あとはご自分で運動を続けてくださいね」
私たちが多くの方から聞くこの言葉。
変形性膝関節症、脳卒中後、心疾患、手術後、入院後──
病気を抱えながらも「元気に暮らしたい」「もう一度、自分の足で歩きたい」と願う方々にとって、
その後の“自分で”という言葉は、まるで高い壁のように立ちはだかります。
◆ 「医療」には期限がある。それ以降は“自助努力”?
日本のリハビリは、医療保険制度上、原則150-180日間で終了します(※脳血管リハビリや運動器リハビリなど)。
しかし、150日が過ぎたからといって、機能が十分に回復しているとは限りません。
むしろ**慢性期に入ってからが“本番”**という方も少なくありません。
それでも制度上は、そこから先の「運動継続」は自己責任=自助努力の領域に追いやられてしまいます。
病気を抱えたまま、「自分でなんとかして」と放り出される現実。
では、実際に自分で運動できている方はどのくらいいるのでしょうか?
私たちが関わる高齢の方々の中でも、「医師に運動するように言われたけど、どうすればいいかわからない」「膝が痛くてウォーキングも続けられない」「心臓が心配で怖くて動けない」──そう話す方は少なくありません。
◆ 一般のジムでは“断られる”、または“悪化する”現実
たとえば心不全や心筋梗塞の既往がある方が、フィットネスクラブに行こうとしても、
「安全のためご遠慮ください」と入会を断られるケースもあります。
逆に、膝が痛いのに一般的なトレーニングメニューを無理にこなしてしまい、
症状を悪化させてしまう人もいます。
“体力をつけたいのに動けない”“動こうとすると痛みが出る”
──そうやって少しずつ外出が減り、筋力が落ち、バランスが崩れ、転倒し、再入院となり、
最終的に要介護状態へと進んでいく。
◆ 健康寿命は延びないまま、長生きの時代に突入
医療技術の進歩により、日本人の平均寿命は世界トップクラスです。
しかし、健康寿命(=介護を必要とせず、自立した生活ができる期間)は10年以上短いという現実があります。
つまり、10年間は誰かの支援が必要な状態で生き続けるということです。
これがご本人やご家族の生活・人生に、どれだけ大きな影響を与えるかは、言うまでもありません。
◆ 「病気にならないこと」よりも、「病気になっても元気でいること」
今の時代、病気を完全に避けて生きるのは難しいかもしれません。
変形性膝関節症や心臓疾患、脳梗塞、糖尿病──高齢化が進む日本では、どんな人でも病気と共に生きる時代に入っています。
だからこそ重要なのは、「病気にならないこと」だけではなく、
**「病気になっても元気に動けるカラダを保ち続けること」**です。
ただ残念ながら、今の日本にはそのサポート体制が整っていません。
医療保険では対応できず、介護保険でも網がかからない。
「軽度だから」「自分でなんとかして」と切り捨てられてしまう人があまりにも多いのです。
◆ リハビリジムプライズネスが目指していること
私たちは、医療と介護の“あいだ”にある人たちの支援をしています。
「病院のリハビリは終わったけど、まだ動くのが怖い」
「膝の痛みで歩き方が変わってきた」
「心臓のことが不安で運動を避けている」
「自分に合った運動を誰かに教えてほしい」
そんな方々の声に寄り添いながら、医療ではなく“生活”の中の身体づくりをサポートすることが私たちの役割です。
病名ではなく、「息切れがする」「ふらつく」「階段がつらい」といった身体の悩みに対して、
姿勢や筋力、柔軟性、バランスなどを丁寧にチェックし、無理のない、でも意味のある運動支援を行っています。
◆ これからの時代に必要なのは、“予防医学の本当の実装”
働く年齢が70歳まで延びていく時代。
健康でなければ「長生き」は「長苦しみ」になってしまいます。
これから必要なのは、病気になってからではなく、なる前から・なった後も継続してサポートする仕組みです。
それが医療でもなく、介護でもなく、第三の選択肢=地域の運動支援施設であってほしいと、私たちは思っています。
◆ 最後に
「もう病院ではリハビリできない」
「でもこのままじゃ動けなくなってしまう」
そんな思いを抱えている方がいれば、ぜひ一度、私たちにご相談ください。
私たちは、制度では支えきれない“はざま”を支える存在でありたい。
そして、誰もが「最後まで自分らしく動ける人生」を過ごせる社会の実現を目指しています。
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リハビリジム プライズネス
〒063-0812
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電話番号 : 011-600-6048
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