筋力トレーニング vs 持久力トレーニング|老化を遅らせるのはどちら?
2025/01/20
私たちの体の細胞には「テロメア」と呼ばれる部分があります。これは染色体の端を守る構造で、細胞が分裂するたびに短くなり、最終的に老化が進む原因となります。しかし、最近の研究では、運動がテロメアの短縮を抑え、細胞の若々しさを保つ可能性があることが明らかになっています。
今回、2つの最新の研究を基に、筋力トレーニングと持久力トレーニングがテロメアに与える影響について詳しく見ていきましょう。
1. 筋力トレーニング(レジスタンストレーニング)とテロメアの関係
最近の研究では、週90分以上の筋力トレーニングを行うことで、テロメアの短縮が抑えられ、生物学的な老化が約3.9年遅れることが示唆されています。
🔍 筋力トレーニングがテロメアに与えるポジティブな影響
- 酸化ストレスの軽減
適度な筋トレは、抗酸化酵素の産生を促し、DNA損傷を抑制します。
- 炎症の抑制
筋トレによる抗炎症性マイオカイン(IL-10など)の分泌により、慢性炎症が軽減。
- ホルモンバランスの最適化
成長ホルモンやIGF-1(インスリン様成長因子)の分泌が促進され、細胞修復を助けます。
💡 最適な筋力トレーニングの頻度と時間
週90分以上(1回30分×3回など)が推奨。
適切な負荷設定で、無理なく継続できるプランが理想的。
❗ 注意点: 過度な筋トレ(長時間・高負荷)は逆に酸化ストレスを増加させるため、バランスが重要です。
2. 持久力トレーニング・インターバルトレーニングの効果
一方、持久力トレーニング(AET)とインターバルトレーニング(IT)がテロメアの維持において最も効果的であることも研究で示されています。
🔍 持久力・インターバルトレーニングの効果
- テロメラーゼの活性化
持久力運動は、テロメラーゼ(テロメアを修復する酵素)の活性を高め、細胞の若返りを促します。
- 酸化ストレスの抑制
長時間の運動により抗酸化作用が向上し、細胞レベルのストレス軽減につながります。
- 全身的な健康効果
持久力運動は、心血管系を強化し、免疫細胞のテロメアにも良い影響を与えます。
💡 おすすめの持久力・インターバル運動の方法
持久力トレーニング:
週3回、45分間の中強度のウォーキングやジョギング(心拍数60~75%)
インターバルトレーニング:
3分の高強度(80~90%心拍数)+2分の低強度(40~50%)の繰り返し(30分間)
❗ ポイント: 継続が最も重要!短時間でも週3回を目安に始めることが推奨されています。
3. 筋トレ vs 持久力トレーニング – どちらが良いのか?
両方の研究を比較すると、持久力トレーニングやインターバルトレーニングの方がテロメアの維持において優れていることが示されています。しかし、筋力トレーニングも老化抑制に一定の効果を示しており、両者を組み合わせることが最も効果的です。
それぞれのメリットを最大限に活かすためのトレーニング戦略:
持久力トレーニング(週3回)+筋力トレーニング(週2~3回)
→ テロメアの短縮を防ぎつつ、筋力・体力の向上を同時に実現!
4. リハビリジムプライズネスのアプローチ
リハビリジムプライズネスでは、最新の研究に基づき、持久力と筋力のバランスを考慮したプログラムを提供しています。
🏋️♂️ プライズネスの特徴:
AIを活用した姿勢・筋力・柔軟性の分析
テロメアを意識した運動プログラムの提案
高齢者でも安心して取り組めるマンツーマンサポート
「ただ長く生きるだけでなく、健康に生きる」ために、あなたに最適な運動を始めましょう!
まとめ
運動による老化防止は科学的に証明されつつあり、特に持久力トレーニングやインターバルトレーニングはテロメアの維持に非常に有効です。ただし、筋力トレーニングも組み合わせることで、より効果的に健康寿命を延ばすことが可能です。
まずは 週90分の筋力トレーニング+週3回の持久力運動 から始めてみませんか?リハビリジムプライズネスでは、あなたに合ったプランを提供します!
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リハビリジム プライズネス
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